一生美容に恋する

美容専門学校生が“あなたのお店を選択しない理由 第5話”

はじめに

日頃より、連載中のコラム“ひと雫の情熱”を応援いただき、誠に有難うございます。

今月は“ひと雫の情熱”の連載をお休みし、美容業界への情報発信をさせていただきます。

美容業界全体の活性化が急務となっておりますなか、私なりに考えましたところ、美容学校のいち教員として本校の事例などで、私が感じていることなどをご提供させていただこうという考えに至り、その第5回目としてこちらを掲載させていただきます。

こちらの記事に関しましては、私見が主な内容となっております。ご無礼ございましたら失礼いたします。

また、教育の質に関しましては、学校関係者に対し、企業様側からのさまざまなご意見もあるかと思いますが、今後も美容業界発展のため、また、子供たちの未来のために尽力して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

美容専門学校生が“あなたのお店を選択しない理由 第5話”
Open the Pandora. 〜封じ込められた災厄のなかに答えは存在する〜

ご愛読いただいております皆様、いつもありがとうございます。

早いもので、株式会社コンプラット 菊池研 代表取締役社長より美容業界のためにとご依頼をいただき、執筆を始めましてからお陰様をもちまして約半年が経ちました。

執筆活動が初めてということもあり、実際のところお役に立てているのかどうかはわかりませんが、今後も皆様のお役に立てるよう、微力ながら執筆を続けさせていただく所存でございます。

今回、約半年が過ぎたタイミングということもあり、自身の振り返りと確認も含め、なぜこのようなタイトルで執筆を開始したのかを記載させていただきます。

私が

“売り手市場”

という言葉を良く耳にするようになったのは

“2015年 NEXT LEADER取材”

の3年ほど前の時期、2012年くらいからだろうか。

今から7年前

当時の編集長には、今もお世話になっているが、

“売り手市場としてどうお考えかお話しを…”

という言葉に

“売り手市場としてでは無く、
美容業界の仲間としてお話しさせていただくのであれば是非”

と回答したのを今でも覚えている。

この時の記事は

“6ヒューマンニーズ”

に当てはめた、

昔と現在の学生たちの美容業界に対するニーズの変遷

だった。

その頃から、現在も問題になっている少子化と人材確保の話は頻繁にさせていただいていたが、時折、その会話の中になぜか違和感を感じ、その違和感の正体が何なのかを考える日々を送っていた。

そんなある日、

今は亡き美容業界のレジェンドの言葉

を思い出す。

“我々が階段を降りなければ”

今思えば、美容業界の未来を懸念した、さまざまな意味合いが込められた言葉であったのだと思う。

“美容業界の礎を築いたかたの言葉”

“我々が階段を降りなければ”

その言葉に、私は即答した。そんな考え方をすれば、

“その影響はお客様に”

“お客様に影響が及んだならば、この職業としての価値、美容業界の社会的地位が地に落ちます”

“その結果、この職業の魅力はなくなり、成り手の減少が誘発され、業界全体の縮小にまで繋がります”

すると、その方は

“そんな考えの人ばかりならいいのだけれど”

と、悲しそうに苦笑いしながら私に語った。

そんなことを思い出した瞬間、その時の言葉と表情が私に答えをくれた。

“溝がある”

企業と学校。

その間に溝が存在する。

利害関係を成立させるためのバランスが作り出した溝。

この溝に閉じ込められている問題を

“パンドラ”=“パンドーラー”と表し

そのパンドラを空けることが問題解決への糸口ではと感じて、

美容専門学校生が“あなたのお店を選択しない理由”
Open the Pandora. 〜封じ込められた災厄のなかに答えは存在する〜

という、いささか過激なタイトルで、

先ずは教育関係者の想いを発信しようと覚悟を決めたのです。

皆様にご理解いただきたいのは、このパンドラは

企業と教育関係者の間に存在

するものであって、

どちらか一方の想いをぶちまけたところで何も解決しないということを重々承知で執筆している

ということです。

教育関係者が想いを語ることで、企業さま、業界関係者の想いを繋ぎ易くする、想いを発信し易くする。

そして、

美容業界と子供達の未来を

両者で守り抜き進化させる

体制を創りだす。

この活動には、そんな想いが込められています。

パンドラを開ければ数多くの災厄が訪れるかも知れません。

けれど、

“パンドラの底にはエルピス=HOPE(希望)が残っている”

のです。

現在、このパンドラを開けようとする企業、学校関係者の仲間が全国区で多数存在します。

パンドラを開けることに批判や反対もあるでしょう。

しかし、誰かがその溝を埋める必要があるのです。

“誰かが嫌われ役を買って出る必要がある”

そんな風に思います。

ですから、

“応援してくださる皆さまにはたくさんのご意見を伺いたい”

と、そんな風に思い現在も執筆している次第です。

今後も、人生の岐路でたくさんの気付きをいただいた美容業界への感謝と、愛、優しさの溢れる美容業界関係者へ恩返しをするために執筆を続けて参ります。

まだまだ未熟ないち教育者、私目の戯言ではございますが、何卒、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

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