一生美容に恋する

美容専門学校生が“あなたのお店を選択しない理由 第4話”

はじめに

日頃より、連載中のコラム“ひと雫の情熱”を応援いただき、誠に有難うございます。

今月は“ひと雫の情熱”の連載をお休みし、美容業界への情報発信をさせていただきます。

美容業界全体の活性化が急務となっておりますなか、私なりに考えましたところ、美容学校のいち教員として本校の事例などで、私が感じていることなどをご提供させていただこうという考えに至り、その第4回目としてこちらを掲載させていただきます。

こちらの記事に関しましては、私見が主な内容となっております。ご無礼ございましたら失礼いたします。

また、教育の質に関しましては、学校関係者に対し、企業様側からのさまざまなご意見もあるかと思いますが、今後も美容業界発展のため、また、子供たちの未来のために尽力して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

美容専門学校生が“あなたのお店を選択しない理由 第4話”
Open the Pandora. 〜封じ込められた災厄のなかに答えは存在する〜

 

“65%”
先日、本校在校生向けに行われた特別講座の中で使用された数値。

もうすでにご存知のかたも多いかとは思うが、世界100カ国およそ3000人の政財界のリーダーが集まり、世界経済フォーラムの年次総会、通称

“ダボス会議”

で1月に発表された数値だ。

 

2020年生まれの子供たちが、将来現存していない職業に就く確率。

やはり、大きな時代の転換点に我々が大人として存在しているのだなと、改めて感じた。

因みに、この65%という数値は1年間で仕事に使う時間でもあるそうだ。

特別講座の後半では、

“変化の時代への備え”

として

① 専門性を持つこと
② 目の前のことに全力であたる
③ 柔軟に物事を捉える
④ 雑談力

が挙げられた。

やはり、時代が大きく変化しても、物事に対しての本質的な部分をしっかりと捉え土台を構築していれば、いかなる状況にも対応可能であることが窺える。

 

では、3話で記述した

お金、楽しさの本質とは何であろう。

日本人は、そもそもお金に対する知識と考えかた

“ファイナンシャルリテラシー”

が低いと言われているので、お金の本質と言われて回答できる若者は少ないのではないだろうか?

ひょっとすると、大人たちですら

???

と一瞬、考え込んでしまうかもしれない。

第3話での在校生たちのアンケート結果は、実に素直なものではあるが、“欲しいもの”“重要視するもの”の上位がお金となっているならば、本来“お金とは何か”を知る必要があるはずなのだが、そこに大人も子供もフォーカス出来ないから、他のものに繋げていくことが出来ないのではないだろうか?

では、“お金の本質”とは何か?

それは

“信頼”

である。

我々は“信頼”を売り、そして“信頼”を買っている。

お金自体も、“信頼”がなければただの紙切れである。

 

そして、今回の結果で面白いのは

自分自信に対しての“信頼”が欲しい

と、若者たち自らが言っていると解釈できることである。

彼らの目先にある、人生で最も重要視している

“楽しさ”

も、お金がなければ手に入らない。

 

そして、若者達は、知らず識らずのうちに“信頼を身につける”ため

その信頼を勝ち取れる企業はどこなのか?

信頼できる技術、知識、ホスピタリティを持つ企業は?

自分自身の将来が想像でき、企業の未来に信頼は持てるか?

信頼ある経営者やスタッフはどこにいるのか?

信頼を学び、習得できるところは?

という思考を巡らせることになる。

 

そこで、サロン選択で検討枠に自社が入るためには、この“信頼”という二文字をいずれかの部分で感じ取らせる必要があるということである。

もちろん、学生自信がその意味を知り、それを勝ち取る努力をしているのが大前提だが。

これは一例にすぎないのだが、学校も企業も、こういった本質的部分を事細かに伝えることは、子供達の未来、業界の未来を守るためにも非常に重要なことなのではないだろうか。

因みに、私の学生募集活動に於いては、まず、美容業界の動向について高校生に伝達をし、この業界に対して“信頼”していただくことを導入部にしている。

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